
家で筋トレを始めたからプロテインも飲みたい。でも数が多くてどれを選んだらいいかわからない。どのプロテインがいいの?
こんにちは。
Webパーソナルトレーナーのビルドです。
プロテインって、たくさんメーカーや種類があって、何飲めばいいか悩みますよね。
私も初心者の頃は全然知識なくてプロテインだけで10種類くらい飲んでました。
でも今はトレーニングの専門知識があるのでプロテイン選びで悩むことはありません。
この記事では私がおすすめするプロテインと理由を解説します。
多い!安い!おいしい!

この記事を書いている私は、トレーナー歴15年ほど。
・NSCA-CPT
・NASM-PES,CES
・健康運動指導士
などのトレーナー資格を保有しています。
目次
プロテインとは? ⇒ ただのタンパク質です

念のため、まず簡単にプロテインについて解説します。
プロテインを日本語にすると、たんぱく質です。
肉、魚、豆類、卵などに多く含まれる栄養素ですね。
筋肉・臓器・皮膚・毛髪などの構成しているのがたんぱく質。また、ホルモンや酵素、抗体などの身体を調整する成分の素にもなります。
筋肉・臓器・皮ふ・毛髪は、たんぱく質でできている
私たちが一般的にプロテインと呼ぶのは、たんぱく質を粉末状にしたプロテインパウダーのこと。
通常の食事だけでは不足しがちなたんぱく質を手軽に補給できる超便利なサプリメントです。
プロテインの種類
プロテインには次のような種類があります。
- ホエイプロテイン
- カゼインプロテイン
- ソイプロテイン
それぞれの特徴は次のとおり。
牛乳から脂肪分などの余計な成分を取り除いたもので、低カロリーながら栄養が凝縮されています。
一番の特徴は、
吸収されるのが早い
こと。
なので筋トレ直後になるべく早くたんぱく質を補給したい時はホエイプロテインが最適です。
これも牛乳で、チーズやヨーグルトを固める成分のひとつです。不溶性で固まりやすい。
特徴は
吸収されるのが遅い
こと。
例えば夜寝る前にカゼインプロテインを摂ると、寝ている長時間にわたって、持続的にたんぱく質を体内に吸収することができます。
ひとつ注意点は、カゼインは固まる成分なので腸に負担がかかることです。
飲みすぎには気をつけましょう。
ソイプロテインは、大豆が原料です。
牛乳と違って食物性のたんぱく質なので、余計な脂肪分もなく腸の負担も少なくて済みます。
大豆に含まれるイソフラボンという成分は、女性ホルモンと似た働きをし、骨の強化や更年期障害の改善効果も期待できます。
食物性のタンパク質で身体にやさしい

研究によると、どの種類でも効果に大差はありません!飲むタイミングにあったプロテインを選びましょう!
多い!安い!おいしい!
プロテインを飲むメリット

前提として、筋肉はたんぱく質でできているので、いくら筋トレをしてもたんぱく質を摂取しなければ筋肉は成長しません。
ではどのくらいたんぱく質を摂取すればよいかというと、2017年に国際スポーツ栄養学会(ISSN)が発表した研究結果によると、トレーニング後24時間以内に
体重1㎏あたり、1.4~2.0g
のたんぱく質を摂取することが最適だとされました。
例えば、体重60㎏の人なら一日に84g~120gのたんぱく質が必要ということです。
ふつうの食事だけでは足りないんですよね。
そこで、プロテインを飲んで不足分を補うというわけです。
プロテインの選び方

プロテインを選ぶときのポイントは次のとおり。
- EAA10〜12g、ロイシン1〜3gを含む
- 価格が安い
- 飲みやすい
EAA10~12g、ロイシン1~3gが含まれること
高品質のプロテインとはEAAとロイシンがしっかり含まれている物のことです。
筋肉の合成を最も刺激するのはロイシン。
EAAは必須アミノ酸のひとつで、その効果は研究でエビデンスA(明らかに有効である証明)の判定を受けています。
なのでプロテインを購入するときは成分表を確認してEAAとロイシンの含有量を調べましょう。
飲みやすい
どんなに高品質のプロテインでも、何万円もする高額であれば継続して飲むことはできません。
大事なことは継続。
気まぐれにプロテインを摂取するのではなく、コンスタントにたんぱく質を摂取し続けること。
高価だから良いプロテインというわけではないので、できるだけ価格が安いものを選びましょう。
昔のプロテインを知っている方なら、味の重要性はおわかりかと思います。
とにかくまずかったですよね。
飲みにくくてプロテインをあきらめた経験もあるかもしれません。
最近は技術が向上して、おいしいプロテインがたくさん出てきました。
試飲ができるのであれば試しのみして、自分の好みの味を選ぶようにしましょう。

品質の良くて価格も手ごろ、おいしいプロテインを探そう!
おすすめプロテインは「Myprotein」です

結論、おすすめのプロテインは「Myprotein (マイプロテイン)」です。
一番の理由は、とにかく安い。
それでいて高品質、味に関してはなんと50種類以上。必ずお気に入りの味が見つかります。
Myproteinとは
Myproteinはヨーロッパ№1のイギリスを代表するスポーツ栄養ブランドで、プロテインなどのサプリメント、スポーツウェアを オンラインで世界110ヵ国以上で販売しています。2020年9月時点で顧客は1,000万人以上。
高品質で低価格の商品は世界中で大人気です。
なぜこんなに安いのかというと、自社で製造からマーケティングまで行い、コストを最小限にできるビジネスモデルだから。世界最高レベルの生産ラインへの投資と品質管理を徹底し、様々な機関から各種認定を取得しているのだとか。
Myproteinの口コミ
購入した人の感想は次のとおり。






味の感想が多いですね。悪い評価も確認しておきましょう。



ほとんどが味の好みに関するレビューみたいですね。
Myproteinの私の感想
私はとにかくコスパの良さで選んでいます。やっぱり長く飲むものなので、お財布にやさしいのは大事。
ただ安いだけなら他にもっと低価格のプロテインはあります。ただ、
糖質の含有量が他と比べて圧倒的に少ない
ことも個人的に気に入ってます。
私はマッチョを目指しているわけでななく、細身の筋肉質体型が希望なので、極力脂肪のもとになる糖質は少ない方がありがたいんです。
混ぜるときにけっこう溶けが悪いのが難点かも。私は全然気にならないですが、プロテインを飲むのに慣れていない人は食感が気になるかもしれません。ただそれはどのプロテインも似たようなものなので、大きな問題ではないと思います。
多い!安い!おいしい!
プロテインを飲むベストタイミングとは?【エビデンスあり】

現代のスポーツ栄養学の答えは次のとおりです。
- 筋トレ直後、または直前にたんぱく質を摂ろう
- 筋トレ後、24時間を意識してたんぱく質を摂ろう
筋トレ後「1~3時間」は筋たんぱく質の合成がピーク
筋トレ終了から1~3時間後はゴールデンタイムと呼ばれ、筋肉が最もたんぱく質を吸収しやすい時間です。
だからトレーニング後はプロテインを飲む絶好のタイミング。
昔からフィットネスジムでプロテインをシャカシャカ振っている姿は良く見ますよね。
研究のひとつはコチラ。
筋トレ前後どちらでもOK
筋トレの前にプロテインを摂取してもOKです。
けっこう長く議論されているテーマなんですが、2020年ユニバーシティ・カレッジ・ダブリンのWirthらがひとつの結論を出しています。
たんぱく質を摂取するタイミングは、トレーニングの前と後で筋肥大の効果は同等である
2,900人くらいを対象としたメタ分析なので信頼性は高い研究です。
なので絶対に筋トレ直後にプロテインを飲まなきゃいけないわけではありません。
直前、直後だけでなく24時間が大事
そしてもっと重要なことは、筋トレ後24時間はたんぱく質を吸収しやすい、という点です。
国際スポーツ栄養学会の公式見解として、筋トレ後、少なくとも24時間は筋たんぱく質の合成が高まると発表されました。
スポーツ選手やボディビルの大会に出るようなレベルでなければ、プロテインの摂取タイミングはそんなにこだわらなくても大丈夫です。

いつ飲むかはそれほど重要ではありません!1日を通して小まめににたんぱく質を補給しましょう!
まとめ
プロテインを上手に活用すれば、筋トレの効果を120%引き出してくれます。
「おすすめ記事とか見ても種類多すぎてわからない~」という人は、とりあえず有名どころのMyproteinをお試しください。
お試しもありますよ。
最後まで読んでくださいありがとうございました!
どうぞ楽しい筋トレライフを!
多い!安い!おいしい!