
何をやっても肩こりがよくならなくてツライ…
整体に通ってもストレッチをしても肩こりが治らずお悩みではありませんか?
辛い肩こりは早くスッキリさせたいですよね。
この記事では、何をやってもよくならない肩こりが速攻で解消される皮下脂肪リリースのやり方をご紹介します。
私のクライアント様にも、運動とストレッチで効果がなかった時は皮下脂肪リリースを紹介していて、8~9割の人が肩がスッキリすると言われます。
明日から肩こりに悩みたくない方はぜひお試しください。
皮下脂肪が筋膜に貼りつくと肩がこる

お医者さんや整体の先生でも以外と忘れられているのが、皮下脂肪が筋膜に張りつくと肩がこるという状態です。
ざっくり身体の構成を説明すると、筋肉や皮下脂肪はミルフィーユの断面のように重なってできています。
皮膚→皮下脂肪→筋膜→筋肉→骨
それぞれの組織の間には適度なスペースがあり、お互いが邪魔をすることなく動けるので、筋肉は問題なく収縮できるし血流も滞ることはありません。
ところが、長時間同じ姿勢を続けてしまって筋肉を使わずにいると、皮膚や皮下脂肪、筋膜が張りついて動けない状態になります。
例えば、長い間使っていなかったビニール傘を開こうしたら、ビニール同士がくっついて開きにく状態みたいなものです。
やっかいなのは、皮は伸縮性がないこと。革の財布って伸びたり縮んだりしないですよね。伸縮性がない皮膚が皮下脂肪にくっついて筋膜に張りつくと、当然筋肉が伸縮がしづらくなる。
だから皮下脂肪が筋膜に張りつくと肩がこるんです。
小さなお子様がいらっしゃれば、ぜひ肩の皮ふをつまんで動かしてみてください(嫌がらない範囲でやさしく)。きっとフニャフニャに動くと思います。そして自分の肩もつまんでください。
動かしやすさ、つまみやすさが全然違いませんか?
皮下脂肪リリースのやり方
安心してください。これから自分で皮下脂肪を筋膜から剥がす方法を紹介します。この皮下脂肪リリースを正しくやれば筋膜と皮下脂肪が適度な距離を保つことができ、つらい肩こりが軽くなるはずです。
何の道具も使わずに簡単にできるので、ぜひお試しください。
- 皮下脂肪と筋肉の間に指を滑り込ませるようにつまむ
- 皮下脂肪と筋肉を引き離すように動かす
しっかりと深くつまめると痛いと思います。痛いのは組織が張りついている証拠なので正解です。しばらくつまんでいると、痛みが減ってなんとなくリリースされた感じがします。最初より痛みが軽減された、良く動くようになったら、他の場所へ移動しましょう。
やり過ぎると内出血するので、強さは加減してくださいね。
有酸素運動で皮下脂肪を減らそう
皮下脂肪リリースをするだけで肩の筋肉は楽になるはずですが、さらに肩こりをスッキリさせる効果的な運動が有酸素運動です。
皮下脂肪と筋膜が張りつくと肩こりになるので、皮下脂肪は少ない方がよいですよね。極論を言えば皮下脂肪がなければ張りつかない。
だから有酸素運動で脂肪を燃焼させることは、肩こり解消にとても効果的といえます。
できればエアロバイクより上半身も動かすウォーキングマシンやクロストレーナーがおすすめです。最近はわざわざ外出しなくても自宅で有酸素運動ができるマシンを手軽に購入できます。
皮下脂肪リリースと有酸素運動を日常的に行えば整体やジムに多大なお金を払う必要はありません。
自宅でできる有酸素運動は「自宅で5㎏やせるおすすめ有酸素運動5選+NG有酸素運動5選」の記事で紹介していますのでよかったら参考にしてください。
まとめ
肩こりを解消する皮下脂肪リリースのまとめです。
- 皮下脂肪と筋膜が張りつくと肩がこる
- 皮下脂肪と筋膜の間をつまむとリリースできる
- 有酸素運動で皮下脂肪を減らせば効果アップ
肩こりつらいですよね。ストレッチでよくなる人もいれば、マッサージで解消できる人もいます。肩こりの原因が一人ひとり違うので、これをやったら絶対によくなると言えないのがくやしいです。
もし、皮下脂肪リリースと有酸素運動を試していない方はぜひやってみてください。今よりは確実に楽になると思います。
ちなみに、私の奥さんは万年肩こりで、辛くなってくると「つまんで」と私に指示が出ます。
最後まで読んでくださりありがとうございました。